播磨の青 4.4~28
2014年 04月 05日
西脇でご夫婦で播磨藍という屋号で藍を育てられている村井さん。
1町(約3000坪)の畑に、藍を植え、スクモを作る。
その仕事の農閑期に、コツコツと機織りをされている、智美さん。
綿を育て、糸を紡ぎ、身の回りの草木で染め、そして、自分たちの藍で染め、機で織る。
村井智美さんは、丹波布の伝承生として2年間学ばれました。その布は誠実で、静かに美しい。
使えば使うほど、手になじみ、味が出る。
プラスチックや、コンクリートなどと違い、自然から作られた工芸品は、育つ。
モノを安くで買い、捨てればいい、という考えで買うという価値感が珍しくない時代、『使い込む』というモノとの付き合い方は、改めていいなぁ、と思います。
今日は綿から糸紡ぎの実演をしてくださりました。
来られたお客さまも、感激してくださっていました。
明日も来てくださるので、楽しみです。
展示は28日まで。
様々な巾着を中心に、帯、名刺入れ、布地の計り売りもあります。
嘘のない誠実な仕事、是非ご覧ください。
by 83yui | 2014-04-05 23:13 | 展示