2月の灯り
2012年 02月 13日
結の店の奥にある古いレンガの通路は、密かな人気スポットです。
寒い寒い2月に、鉄と和紙の温かい灯りがよく合います。
鉄の灯りの土井さんの手に掛かると、鉄がまるで違った質感に感じます。
固くて重いはずなのに、まるで紙風船のような、手鞠のような味わいと、親近感を感じます。それは、1つの球を造るため、簡単につくってしまわず、サッカーボールのように、パーツを溶接し、球にして、さらに水圧で丸みを出しているのだそうです。
その手間が、冷たくて固い鉄に表情を与えているのでしょうね。
YUKIYOさんは、今週末、結にいらっしゃいます。私は、それが初対面になります。
淡い色の、和紙が、年月を経た木の上でサーカスしているような、軽やかさと、夢のある灯り。どんな方が作られているのか、楽しみです。
皆さん、寒い空気を温める灯りを覗きに是非おこしください。
# by 83yui | 2012-02-13 18:03 | 展示